今年の春アニメのSSSS.DYNAZENONという作品が非常に素晴らしく、5月くらいからそのことで頭がいっぱいで、すっかりご無沙汰していますが、相変わらずペルソナ3は好きだなあと思うし、これから先も好きな気がします。
現在、スクフェス(ラブライブ!のソシャゲ)にて、ペルソナ3.4.5とのコラボイベントが開催されているのをご存じでしょうか。タイムラインでこれの話題を見たことが無いので、皆はあまり興味ないんだろうなと勝手に思ってます。
ペルソナ界隈は、シリーズ25周年という事で、グッズ展開など大きな盛り上がりを見せています。しかし、かくいう僕は、そもそもペルソナ3以外のナンバリングにそこまで熱を持っておらず、そのペルソナ3に関しても、最近のATLUSが出すグッズには全く惹かれないので、あんまり盛り上がってないです。
そんな一抹の寂しさを感じているところにやってきたのが、スクフェスとのコラボの情報。ラブライブ!シリーズは最近のをいくつか観たことがあったのですが、男性がほぼ一切登場しない世界観の歪さと、テンプレ的な展開が個人的に受け入れがたく、好きではありませんでした。
しかし、まだ未視聴であるラブライブ!の無印とのコラボであること、友人に「無印はお前みたいな偏屈にこそ刺さる」と勧められたこと、あと何より、心が寂しかったことから、取り敢えずラブライブ!の無印を観てみることにしました。
僕は偏屈ではないですが。
全話観た感想、というか事実として。
普段、たとえ感動してもあまり涙を流したりはしないのですが、自分でもドン引きするくらい泣きました。
3話の、大きな物語が始まるという予感。
8話の、すべてのピースが揃った高揚感。
11話の、非情な挫折。
13話の、再び物語が動き出すという希望。
2期9話の、Snow halation。
2期の9話から12話までは、感情がおかしくなってしまって、毎話涙が止まりませんでした。「萌え」とかそういう概念ではなく、高校生という限られた時間で精一杯輝こうとする彼女らが、ひたすらに眩しい。男性がほぼどこにも登場しない気持ち悪さは健在でしたが、そんなことはどうでもよくなるくらい、激しく、切なく、温かい物語でした。
ちなみにその後日談にあたる、『ラブライブ!The School Idol Movie』に関しては、どうしても、制作側の「今後もラブライブ!というコンテンツで稼いでやるぜ」という強い意思を感じ取ってしまい、イマイチ乗り切れませんでした。こちらもファンには好評な作品らしいのですが、やはり僕は偏屈なのでしょうか。その後の別シリーズについては、言うまでもないという感じです。
予想外のホームランによって、僕の中でのペルソナ×ラブライブ!コラボのボルテージは最高潮。せこせこと石を貯め、迎えたコラボ初日には、運よくμ’s全員のペルソナコラボ衣装が揃いました。
流石に今後プレイする予定のないゲームに課金するつもりは無いので、運よく全員揃ってよかったです。
正直コラボイベント自体は別に特別凄いことはなく、コラボが始まって直後のガチャで全員揃った瞬間が一番楽しかったかもしれないですが、原作のキャラが普通に喋り、カットインの演出とかもしっかりあって非常に丁寧なので、興味のある方は触れても損はないんじゃないかなと思います。
P4ではマリー、P5では芳澤さんも登場するので、プシュケイの衣装が登場していることも相まって、メティスが喋るんじゃないかと期待していたんですが、そんなことはなく、そこの追加キャラ枠はハム子が喋ってました。
P3キャラがタルタロスから、μ’sのライブを見ているというなかなかに意味不明な状況ですが、そのくらいの不明瞭さが、今の僕には丁度良かったです。ちなみにこのイベントをまじめにやると、ペルソナ3のオープニング曲、「Burn My Dread」を30回くらい連続で聴くことになります。僕は平気です。
僕という人間も、少しずつではありますが変化し続けているので、考えも変わるし、遥か昔中学生の時に作った今のTwitterアカウントには限界をみることも、正直少なくないです。というかここ1,2年の低浮上の理由は専らそれです。しかし、それでも好きな相互さんがいっぱいいるように、変わらず魅力的な原作ペルソナ3は心の中で大事にしておきたいし、前述のSSSS.DYNAZENONも、ずっと好きであろう作品だと感じているので、自分の変化というのは心地いいものですが、変わらないものというのも、大事にしていきたいです。